「留学当初を振り返って」
オーストラリアに留学して、これまでの出来事の中で一番印象深いのはファームステイ(牧場滞在)体験だろう。その中でも他の国の人々と一週間ずっと一緒に行動したことは特に印象深かった。日本の文化とは全く違うその国独特のものの見方、習慣、行動等を知ることができたのは有意義だった。
中には「これはやめて欲しい」というものもあったが。オーストラリアの自然と触れ合えたことも素晴らしかった。中でも一番心に残ったのは、満点の星空だった。日本では天の川が見えるといってもどうにかそれらしきものが見えるという程度だが、オーストラリアでは違った。人工の光が何一つなく「あれが天の川なんだな」と、一目見ればそれと分かった。そんな星空だった。流れ星も見ることができたし、時には肉眼で人工衛星さえ見られるとファームステイの人は言っていた。是非また行ってもう一度星空が見たい。
ベトナム、韓国、中国、インドネシア、タイ等、色々な国からやった来た多くの人たちと友達になれてよかったと思う。日本人の友達も数はさほどではないができた。日本人と一緒にいると日本語ばかりを使ってしまうが、心が落ち着くことは確かだ。
ホームステイは、自分の部屋に閉じこもってしまうと英会話が上達しないという点を除けば、とくに問題はない。食事も問題はない。特に僕のホームステイ先には色々な国の人が住んでいるのでなかなか楽しめる。ただ、大きな家で留学生を最大6人まで受け入れているので留学生の出入りが激しく落ち着くとは言い難いが、僕にとっては新しい人が自分の家に入ってくるので色々なことを学べるような気がする。
MLCでの普段の授業はすべて英語であるが、今は難しいとは思わない。もちろん最初は何も分からなかったし、先生が言っていることも半分程度しか分からなかったと思う。今、最初のころに勉強したプリントを見てもそれはすぐに分かる単語で構成されているし、読めば理解できる。でもやはり、最初はそれすらも全く理解できなかった。
授業の内容は、Reading ,Writing, Listening, Speaking から成っていて、それぞれの時間は決まっていないらしい。Speaking
では主に先生から話し合う題材をもらってそれに沿って友達と話し合いを行なう。これは話す英語力も必要だが、それ以上に自分自身の意見をきっちりと持って、それを表現して相手に伝えることができるという心の面での力も必要になる。Writing
も先生から題材をもらい、それについて書くのだが、一番きつい題材は free topic である。自分で題材を決めてよいわけだが、書くことが決まっていないので、自分で作らなければならない。
それに加えて英語で量をたくさん書かなければいけないのがきつい。Listening は英語を聞いていたら自然に慣れた。ただ、日本語ばかりを聞いていると
Listening の力が少し弱まるような気がする。Readingは、いまだに理解不可能な文もたくさんある。読めば読むほど知らない単語がたくさん出てくるので、文が中断されて意味がつながらなくなるためだと思う。しかし、もっと多く読めばそれも慣れてしまうだろう。
MLCに入学して日が浅かったころは何一つとして分からなかった。手紙一つ送ることさえ方法がわからなかった。けれど今では一通りのことは分かるようになった。ただ英語の伸びについては一時期は確かに伸びを感じたが、今はむしろ逆に低下しているような気さえする。たぶんこれは自分で英語力の伸びを自覚していないからのことだと思うが。
語学研修中も、学校、ホームステイ、など留学生活は順調だったと思う。